よくあるご質問
Q1. PMTCとは何ですか?
PMTCとは、歯科医師、歯科衛生士などによる専門的な口腔清掃のことです。
毎日きちんと磨いているつもりでも、どうしても汚れが残ってしまうところがあり、そこに歯ブラシだけでは落とせないプラーク(バイオフィルム)が形成されます。
PMTCで歯ブラシでは落としきれない歯の至る所の汚れ・着色を落とし、歯茎のマッサージ・歯面の研磨までを痛みを感じず、リラックスした雰囲気で行ないます。
<PMTCで得られる効果>
- 虫歯予防 お口の中の細菌を減少させ、プラークの再付着を防ぎます。
- 歯周病の改善 お口の中の歯周病菌を減少させ、歯周炎の症状を軽減します。
- 口臭予防 おくちの中にいる菌の減少により、口臭も軽減します。
- 審美性の向上 着色を除去し、光沢のある歯の表面を回復します。
- 歯質の強化 フッ素入りの研磨ペーストを用いることで、
- 歯の再石灰化を促進し、歯質を強化します。
尚、バイオフィルムは3~4ヶ月で形成されます。
出来れば、3~6ヶ月に一度PMTCを受けることをお勧めします。
歯面の清掃をするだけですから、痛みはありません。
PMTC後は歯のツルツル感が得られ、お口の中が爽快になります。
Q2. 歯周病の症状について教えてください。
歯周病かどうかのチェックポイントは次の通りです。 1つでも当てはまる場合、歯周病の可能性があります。
- 起床時、口の中がネバネバする。
- 歯磨きの時、出血する。
- 口臭がある。
- 噛んでて歯が浮く感じがする。
- 歯が動いてくる。
- 歯が長くなる。(歯ぐきが下がる。)
- 歯肉が赤くテカテカしている。 など
このような症状がありましたら、まずはお気軽に当院にご相談下さい。 80歳になっても20本以上の歯を残せるようにしましょう。
Q3. 乳歯はいずれ永久歯になるので、虫歯になっても大丈夫ですか?
いいえ、乳歯の内の虫歯を放置しておくと次のようなデメリットがあります。
- 乳歯の虫歯を放置しておくと、お口の中の虫歯菌が増殖しているので永久歯も虫歯になりやすい。
- 虫歯でしっかり噛めないとその後のアゴの発達に悪影響が出やすい。
- 乳歯の根の奥に永久歯があるのですが、乳歯の虫歯を放置しておくと永久歯のエナメル質ができにくいなどの悪影響が出]る。
- 乳歯は永久歯が生えてくるスペースを確保するという役割もありますが、虫歯で歯がなくなったり、欠けたりすると永久歯の生えてくる十分なスペースが確保できなくなり、歯並びが悪くなる。 など
以上のことから乳歯の内からしっかりしたケアが必要となります。
Q4. ホワイトニングのメリット・デメリットについて教えてください。
<ホワイトニングのメリット>
- 健康な歯を削る必要が無い。
- 歯の白さをご要望に応じて、その都度調節することが出来る。
- 比較的短い期間で歯を白く出来る。
- セラミック等を使用する審美歯科治療に比べ、治療費が安い。
<ホワイトニングのデメリット>
- 完全に元の色に戻ってしまうわけではないのですが、ワインやコーヒーなどを頻繁に摂取することによって、後戻りする。
※ただ髪の毛を好きな色に染めても、時間が経つと元の色に戻ってしまうように、ホワイトニングも歯の色が気になりだしたら、再度受診することによって、白さを持続する事が出来ます。
- 一時的に知覚過敏が起こる場合もある。
※但し、あくまでも一時的なものなので、ご安心ください。
Q5. クリーニングとホワイトニングの違いは?
歯を白くしたいという御要望は少なからず、どなたでもお持ちでいらっしゃると思います。
そこで、歯を白くすることで混同しがちな「クリーニング」と「ホワイトニング」の違いについてご説明申し上げます。
「クリーニング」とは、いわゆる歯のお掃除のことで、歯石や歯垢を取り除き、歯周病や虫歯を予防することを主眼とした治療法です。
つまりクリーニングでは、ご自身の歯の持っている白さより白くすることは出来ません。
かたやホワイトニングは、虫歯や歯周病の予防に主眼をおいたものではなく、口元を審美的に向上させる治療法です。
つまり、歯を漂白し、もともとお持ちの歯の色よりも白くすることが出来ます。
※ホワイトニングによって、歯を白くする場合、効果には個人差がございますこと、ご了承願います。
Q6. 審美歯科とは何ですか?
最近、審美歯科という言葉をよく聞くようになってまいりました。
今までの歯科医院の仕事のメインは虫歯や歯周病を治療したり、予防したりといった機能回復治療が大部分でした。
しかしながら医科のいわゆる美容外科と同じように、歯科の分野でも歯の色を希望通りにしたい、歯を希望通りの形にしたい、歯肉と歯の境目のアーチをもっとキレイにしたいなどのご要望にお応えする審美歯科という治療法が今注目を集めております。
Q7. 入れ歯で痛くて噛めないのですが・・・。
入れ歯を長時間使用していると、歯茎に負担がかかります。
このため痛くなることがあります。
そのような場合、入れ歯に接触している粘膜が炎症を起こしていることが多いのです。
珍しいことではなく、入れ歯を長い間使用すると歯ぐきが痩せてくるために起こる現象です。
放置せずに早めに信頼できる歯科医院で定期検診を受けてください。